第71回“社会を明るくする運動”について

第71回“社会を明るくする運動”
~犯罪や非行を防止し,立ち直りを支える地域のチカラ~

『7月は、社会を明るくする運動強調月間です。』

1 社会を明るくする運動の趣旨

すべての国民が,犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め,それぞれの立場において力を合わせ,犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築こうとするものです。

2 社会を明るくする運動が目指すこと

(目標1) 犯罪や非行を防止し,安全で安心して暮らすことのできる明るい地域社会を築くこと
(目標2) 犯罪や非行をした人が再び犯罪や非行をしないように,その立ち直りを支えること

3 この運動において力を入れて取り組むこと

犯罪や非行をした人を,再び地域社会に受け入れ,望まない孤独や社会的孤立などの生きづらさという課題に我が事として関わるコミュニティの実現に向け,次のことに力を入れて取り組む。
(1) 犯罪や非行をした人の立ち直りを支え,再犯を防止することの大切さや,更生保護の活動について,デジタルツールも活用するなどして,広く周知し,理解を深めてもらうための取組
(2) 犯罪や非行の防止や,犯罪や非行をした人の立ち直りには様々な協力の方法があることを示し,多くの人に協力者として気軽に参加してもらうための取組
(3) 保護司,更生保護女性会会員,BBS 会員,協力雇用主等の更生保護ボランティアのなり手を増やすための取組
(4) 民間協力者と地方公共団体と国との連携を強化しつつ,犯罪や非行をした人が,仕事,住居,教育,保健医療・福祉サービスなどに関し必要な支援を受けやすくするためのネットワークをつくる取組
(5) 犯罪や非行が起こらないよう,若い人たちの健やかな成長を期する取組

“社会を明るくする運動”とは?

“社会を明るくする運動”~犯罪や非行を防止し,立ち直りを支える地域のチカラ~は,すべての国民が,犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め,それぞれの立場において力を合わせ,犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。令和3年で71回目を迎えます。

地域のチカラが犯罪や非行を防ぐ

テレビや新聞では,毎日のように事件(犯罪)のニュースが報道されていますが,安全で安心な暮らしはすべての人の望みです。犯罪や非行をなくすためには,どうすればよいのでしょうか。取締りを強化して,罪を犯した人を処罰することも必要なことです。しかし,立ち直ろうと決意した人を社会で受け入れていくことや,犯罪や非行をする人を生み出さない家庭や地域づくりをすることもまた,とても大切なことです。
立ち直りを支える家庭や地域をつくる。そのためには,一部の人たちだけでなく,地域のすべての人たちがそれぞれの立場で関わっていく必要があります。“社会を明るくする運動”では,犯罪や非行のない地域をつくるために,一人ひとりが考え,参加するきっかけをつくることを目指しています。

あなたもできることから始めてみませんか

“社会を明るくする運動”では,街頭広報,ポスターの掲出,新聞やテレビ等の広報活動に加えて,だれでも参加できるさまざまな催しを行っています。イベントに参加したり,このホームページを見たりしたことなどをきっかけにして,犯罪や非行のない安全で安心な暮らしをかなえるためいま何が求められているのか,そして,自分には何ができるのかを,みなさんで考えてみませんか。

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